イオンメイト in 九州・沖縄 2022年5・6月号 vol.22

イオンメイト in 九州・沖縄 2022年5・6月号 vol.22


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何事もチャンスと考え、まずはやってみる!武イイイオンメイト(以下)今回の役職就任はどのようにとらえていますか?武富(以下)お客さまサービスももちろんですが、持続可能な社会への貢献を担う責任や会社の方向性を示す責任は重大です。でも、チャンスを頂いたと思っています。もちろんそれに応えていく努力が必要で、使命感を覚えますね。常日頃、仕事に対してどのような姿勢で取り組まれているのでしょう。何事も「まずはやってみる」です。かつて保育園児二人がいて佐賀から博多への長距離通勤になった時、退職を考えました。とても無理だと。しかし上司から「なぜ、やる前からあきらめるのか」と諭されました。それがターニングポイントですね。以来、辞令が出るたびに「まずはやってみよう」とチャレンジしてきました。実際、勉強する機会をいただき、学べる喜びがありました。「やってみよう」と提案されることもありますか。イ武武はい。例えば家庭の食品ロスを減らす「フードドライブ」を実施していますが、イオンには、販売限度日という社内ルールがあります。販売することはできないが賞味期限は十分にある商品を福祉団体などへ提供することを会議で提案しました。→→イその結果、フードバンクを通じて子ども食堂等に食品を寄贈することができました。素晴らしいですね。前年度までは佐賀・筑後事業部長を担当されていましたが、佐賀大和店での「サステナウィーク」の成果をどのように見ていますか?武売上実績だけでなく、社員の教育効果が大きかったです。お客さまからも取り組みの素晴らしさ、若い社員のキャッチコピーの良さなどお褒めを頂きました。何より、若手社員が商品の背景を知り、持続可能な社会に対する意識を深めることができました。明日の九州に幸せをたくさん届けたいイ武サステナブル社会を目指す部署として、やるべきことは何でしょう。例えばSDGsの一環である持続性重視の消費行動を推進する「あふの環プロジェクト」ですが、従業員やお客さまの認知は不十分です。社内の各部署を連携させるために社内に横串を通したイいと思っています。先ほどおっしゃった会社の方向性を示すことともつながりますね。ええ。みんながベクトルを合わせ、一本化して繋がって行けばもっといろんな取り組みができます。未来につながります。武武イ本社の中を取りまとめる横串を通し、社内外に取り組みを知らしめる。CC本部の役目でもあります。「明日の九州にできること」のキャッチフレーズにご自身の解釈があるそうですね。「明日」の「あ」は従業員の「あなたと」、お客さまの「あなたに」、「し」は「幸せ」、「た」は「たくさん」。「従業員とお客さまに幸せをたくさん届けたい」です(笑)。ぜひ、実現して頂きたいです。ありがとうございました。イ武富恭子プロフィールイオン九州執行役員・CC本部長兼サステナブル協創部長・サステナブル推進責任者佐賀の地場スーパーに事務職として入社。2003年合併によりマックスバリュ九州に転属。2020年9月よりイオン九州に転属。趣味は中学時代から続けているバレーボール。ママさんバレーの仲間には育児も助けてもらいました」。写真撮影、料理も好き。「子どもたちに九州の自然や食文化、伝統を残していきたい」12


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