イオンメイト in 九州・沖縄 2024年7・8月号 vol.35

イオンメイト in 九州・沖縄 2024年7・8月号 vol.35


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一貫体制だから安心小松菜は少数精鋭で小松菜は日本原産の葉物野菜。その多くは北関東などで栽培されています。九州では福岡県が全国上位に台頭しているほかは目立つ存在ではありません。しかし、小松菜はおひたしや炒め物、漬物などに重宝な存在。βカロテン、鉄分なども豊富です。創業14年のジェイエイフーズみやざきは、南九州では数少ない小松菜栽培を行っています。フィールドコーディネーターの黒木拓哉さんは「西都市の栽培面積は限られていますが、栽培方法は基本的にほうれん草と同じで、栽培期間が短くて天候変化にも強いので栽培しやすいんですよ」と言います。生産量に限って言えば、主力のほうれん草の約1割ですが、工場での製造工程もほうれん草と同じなので、小松菜に限った苦労は特段ないのだとか。もちろん、ほうれん草栽培同様の食品安全基準を心がけた栽培に変わりはありません。栽培は需要数に合わせて自社圃場などで行い、数名の生産者さんが従事。年間で100〜200トン、まさに少数精鋭の小松菜を生産しているのです。スマート農業とプロの目で安全安心の商品を同社は工場を中心に半径20キロ以内に契約農家を持つことで、畑から鮮度の良い作物を受け取り、冷凍加工しています。統一基準の栽培、製造加工、販売の一貫体制が品質安定の維持にもつながっています。そしてロボット技術や情報通信技術の導入によるスマート農業は、小松菜栽培でも取り入れられています。つまり、撮影用ドローンで生育状況を確認し、肥料の追加の必要量などを人工I)で予測。適切なタイ知能(Aミングと量で与えていきます。ほうれん草に負けず劣らず太陽と大地の恵みを凝縮!宮崎の太陽をしっかり浴び、大地の恵みを吸収した小松菜は、株式会社ジェイエイフーズみやざきの目の行き届いた管理のもと、美味しさを育んでいます。同社は生産畑と工場が至近距離間にあり、生産から加工、販売までをワンストップで行えるのが自慢。美味しさと品質の良さをそのまま凍結し、食卓へと届けてくれるのです。ジェイエイフーズみやざきのフィールドコーディネーターの黒木さん(写真右)3また、小松菜栽培でも専門のフィールドコーディネーターが圃場を見て回り、生産工程を細かくチェック。黒木さんは「小松菜は暖かい時期の虫害対策や、生長が早いので収穫適期の見極めには特に留意しています」と言います。旬の小松菜を新鮮なまま急速冷凍しているので、生鮮と変わらない美味しさを提供できると、黒木さんは胸を張ります。料理の時短にも大活躍する「九州力作野菜カット小松菜」をイオン九州各店でぜひ、お求めください。(一部店舗では取り扱いのない場合がございます)


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