イオンメイト in 九州・沖縄 2025年11・12月号 vol.43

イオンメイト in 九州・沖縄 2025年11・12月号 vol.43


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福津市×九州大学水産実験所×福岡県立水産高校×イオン九州が共同開発廃棄キャベツで育てた『福津蓄養さざえ』販売会を開催!食品廃棄物を資源に変える地域発のサステナブル漁業キャベツの外葉を食べるサザエキャベツの外葉を食べて成長したサザエイオン九州株式会社(以下イオン九州)は福津市(福岡県)と九州大学大学院生物資源環境科学府附属水産実験所(福岡県福津市/以下九州大学水産実験所)と福岡県立水産高等学校(以下水産高校)と共同開発した「福津蓄養さざえ」の販売会を去る8月9日(土)・10日(日)で開催いたしました。海洋環境の急激な変化による水産物の漁獲量減少は、漁業にとって深刻な問題となっています。サステナブル漁業の実現のために、福津市・九州大学水産実験所・水産高校・イオン九州の4者は地域開発の新たなブランド水産物の開発を目指し、2023年12月から「さざえの蓄養技術の研究」を進めています。この研究においてイオン九州は、イオン福津店(福岡県福津市)から出る「キャベツの外葉」をさざえの餌として提供し、蓄養さざえの呈味成分分析(※)の協力を進めてきました。店舗で廃棄予定のキャベツの外葉をさざえに給餌し、アミノ酸分析を実施した結果、蓄養さざえは身の味が濃く、甘くなっていることが分かりました。イオン九州は、サステナブルな社会の実現に向けて、行政や大学、地域の皆さまと協力・連携して「あしたの九州にできること」に取り組んでまいります。※呈味成分とは、食品が持つ独特の風味を生み出す化学物質のことを指します。食品の質を左右する非常に大切な要素で、味覚を構成する甘味や塩味、酸味、旨味などの基本的な味のみならず、それらの組み合わせによる複雑な風味を生み出しています。〒813-0016福岡市東区香椎浜2-8-30TEL.092-441-0611https://aeon-kyushu.info14


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