イオンメイト九州・沖縄 2021年3・4月号Vol.15

イオンメイト in 九州・沖縄 2021年3・4月号 vol.15


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「イオンメイト」ではこれまで、いく度となく「九州力作野菜®」「九州力作果物®」の農産物を、農家さんのお話と共にご紹介してきました。今回は改めて力作シリーズとは何か、美味しさの秘密は何かをお伝えしましょう。土質を栄養豊かに環境にもやさしく「九州力作野菜」「九州力作果物」とは、味の素株式会社九州事業所において、アミノ酸を製造した時に残る副産物(発酵菌)を加えた堆肥を使った農作物のブランドです。その緑と赤の九州をかたどったシンボルマークには「おいしさは、土から」という文言がさりげなく入れられています。実はこれこそ「力作の輪」を通じて全ての関係者が利益を享受できるバリューチェーン。副産物(発酵副産バイオマス)生産者味の素(株)発酵副生バイオマス九州力作野菜・九州力作果物プロジェクト共同体によるバリューチェーン力作の輪消費者(お客さま)野菜・果物発酵副生バイオマス混合堆肥を作る堆肥業者発酵副生バイオマス混合堆肥野菜・果物を販売する小売業者混合堆肥を使う農家野菜・果物が力作シリーズへの想いを表しているのです。物語の始まりは味の素株式会社九州事業所が、アミノ酸の生産過程で出る発酵副生物の菌体を堆肥に活用したことです。その堆肥を土壌に与えると、土質が豊かで元気になるのです。CO2農産物は、アミノ酸含有量が増え、うま味成分がアップします。さらに発酵菌体を重油燃料で乾燥させず、堆肥と混合させるバイオマス化で年間2千トン削減が可能に。イオン九もの州はこの地球環境と農地にやさしい堆肥の価値を広めるべく、約7年前に味の素九州事業所と共に「九州力作野菜・果物」共同プロジェクトを開始。農業団体や関連企業も加わり、持続可能な社会を目指す、SDGsに取り組んでいます。おいしい野菜・果物をお客さまにお届けし、九州の農業を元気にしたい。それがマークに込められています。筑後川沿いに建つ工場敷地は7万坪。デンプンを酵素で糖液にし、発酵、粗製と精製を経てアミノ酸を製造しています。工場見学は当面の間、家族での申し込みを対象に、土曜日のみ(一部春休み期間)の開催となります。▲工場見学の詳細はこちらからアクセスください。3


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