イオンメイト九州・沖縄 2021年3・4月号Vol.15

イオンメイト in 九州・沖縄 2021年3・4月号 vol.15


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店頭に並ぶトマトの中でもひときわ赤く、形良い丸みが魅力的な「まるまる赤トマト」。イオン大分臼杵農場は「九州力作野菜・果物」の取り組み開始時からアミノ酸発酵菌体を使用し、赤採りのトマトを育てています。11/樹上でギリギリまで熟させ、収穫後は味の質を保つため極力短時間で店頭へ。2/トマトの花はハウス内のミツバチに受粉させ、開花後2~3か月で収穫期に。3/トマトの木芯は太過ぎても細すぎてもダメ。トマトの数やサイズで判断して切り落とす。保存方法見分け方冷蔵庫の野菜室など場所で(10℃以下)でへたの部分を下向きにして、パックやお皿などに置き、ラップなどで保存を。冬場は常温保存が可能。トマトのお尻の部分が白い線が入っているものは、糖度が高く美味しいトマト。へたの色が緑色で濃いものは鮮度が良い。237また、トマトは味と出荷量が反比例する野菜だとか。つまり、期間を通して収穫する数でコクのある味わいとなったり、さっぱりしたものに仕上がったりします。味にこだわる「まるまる赤トマト」は、うま味と糖度を乗せるため、樹上で赤くなった状態で収穫しています。さて、このトマトの品種名は3」。果皮が厚く完熟でも日持ちがよく、裂果や裂皮、軟果になりにくいため完熟状態で出荷できます。また、食味も良く、糖度と酸味のバランスも優れています。谷川さんは「何個でも美味しく食べられて飽きがこない味」と胸を張ります。まさに「感激の味」!お近くのイオン九州各店でお求めください(一部店舗では取り扱いのない場合がございます)「感激7▲こちらの動画もご覧ください。手間をかけて育てるところに農業の喜びがあるというイオンアグリ創造株式会社イオン大分臼杵農場・農場長の谷川祐次さん。同農場がアミノ酸副生物堆肥を当初から使用する理由、それは「土の品質向上」。農場長の谷川祐次さんは「土づくりは作物を育てる大事な要素だからこそ」と言います。畑は同じ作物を毎年栽培する「連作」を行うと、土が弱ってしまいます。植物は他の品種を寄せつけまいと、発芽や生育を阻害する物質を根から分泌させます。連作病の要因とされ、通常は畑を休ませなければいけません。同農場でもハウスによっては緑肥を入れ、休ませるそうですが、アミノ酸堆肥を使っているハウスは土に栄養が行き届き、連作で生産効率を上げています。それが「まるまる赤トマト」です。グローバルギャップ(GGAP)取得の提携農場と栽培を進めるイオン農場のブランドトマトでもあります。


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