イオンメイト九州・沖縄 2021年9・10月号 vol.18

イオンメイト in 九州・沖縄 2021年9・10月号 vol.18


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美味しい煎餅菓子ができるまで亀田の柿の種編START工場へ入るには、まず「エアーシャワー」で衣類についたホコリを取り除きます。徹底した衛生管理です。01蒸し米米粉を巨大な蒸練機に入れ、蒸気をまんべんなく吹き込み、よくこねて餅状の生地にします。日によって生地が含む水分量が変わるので、最適な数値になるよう調整。04パッケージ化切断→乾燥→焼き→味付け・乾燥→選別・個別包装を経てアームロボットによるパッケージ化へ。開発者さんからのコメント05発送工場から全国へと発送。作り手にとっては達成感を感じるとき。その眼差しは、まるで我が子を見送るかのよう。今回の商品は、九州のおいしい素材をどう米菓として生かすかをテーマに取り組みました。「黒みつ揚もち」のサクサクとした食感作り、沖縄県産黒糖を使用したコクのある黒みつとの味のバランスなど条件を満たすに苦労しました。また、「純米ほぐれ」は塩は微妙な量で味に影響が出る素材なので調整が難しかったです。時間を掛けて、自信を持ってこだわりのおいしい米菓ができました。お客様に喜んでいただけたら幸せです。亀田製菓本社工場02練り成形生地を練りながら空気と水を絡めます。商品によってそれぞれの形や大きさに成形していきます。03冷蔵やわらかい生地はそのままでは切断できないため、冷蔵庫へ自動搬送し、24時間程寝かせる。十分に冷やすことで生地が硬くなり、一定の厚さで切断しやすくなります。九州は熊本県や佐賀県などもち米の産地があり、長崎県五島灘の塩などおいしい米菓をつくるためのおいしい素材がいっぱいあります。九州のおいしい素材と新潟の米菓作りの技術を併せて、改めて地元の人に米菓のおいしさを知ってもらえたらうれしいです。お客様のおいしい笑顔が見られたら幸せです。亀田製菓技術開発部関川隆さん亀田製菓企画・開発横山隆さん5


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