イオンメイト九州・沖縄 2021年11・12月号 vol.19

イオンメイト in 九州・沖縄 2021年11・12月号 vol.19


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九州力作野菜白ねぎは、味に力、生薬効果に力!白ねぎ栽培は子育てと同じ「ねぎ」は大きく分けて葉の部分も食べる「青ねぎ」(葉ねぎ)、白い部分を食べる「長ねぎ・白ねぎ」(根深ねぎ)があります。大分九重農場で育てているのはその後者。同じねぎでも「青ねぎ」と「白ねぎ」では栽培方法や期間が全く違うそうです。「白ねぎは生育に合わせて身が日に当たらないよう、土寄せを繰り返し、白い部分を作っていきます。でも、青ネギは土寄せをしません」と佐藤さん。青ネギが種を植えてから75日程で収穫できるのに対して、白ネギは種を植えてから収穫まで210〜220日程かかるそうです。青ねぎの3倍ほども時間がかなつおうぎ夏扇パワーの生育記録かり、しかも身が伸びるたびに太陽光に当たらないように土を寄せていくとは、予想外に手間もかかる野菜です。先端の葉に土をかけると枯れてしまい、まだ小さいうちは農薬を使わず、手作業で雑草を刈り取らなければなりません。「子育てと一緒ですよ。雑草はいじめっ子。薬を使うとそれにも負けるので手で雑草を取って守ってやる。大きくなったら除草剤を使います」。3人のお子さんを持つ佐藤さんらしい言葉。「小さいうちに手をかけると後が楽ですから」と笑います。実は白ねぎは収穫後の出荷作業が青ねぎとくらべてとても楽なのだとか。コンプレッサーで一気に外皮を飛ばすだけで良いのでじゃがいも実はこの農場では九州カルビーのポテトチップス原料のじゃがいもも栽培しています!8月末、間もなく収穫へ。8月初旬、問題なく生育中。7月初旬、疫病は止まった様子に。66月初旬、疫病が発生、薬を散布。5月初旬、最初の土寄せ開始。3月下旬、苗を植えてまだ数日。


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