イオンメイト九州・沖縄 2022年1・2月号 vol.20

イオンメイト in 九州・沖縄 2022年1・2月号 vol.20


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清き水ある所にもやしあり!もやしの生長過程トップバリュ商品用の原料は無農薬の有機緑豆。1原料の緑豆←2発芽直後→39日前後で出荷可能に→収穫!「竹田湧水群」の一つ、泉水湧水」竹田工場はこの水を利用。7工場ごとSQF品質管理を徹底お客さまの声を商品に活かすイオンのトップバリュブランド。名水美人ファクトリーのもやし「名水美人」もその一つです。同社は平成2年(1990)、名水百選で知られる大分県竹田市で創業しました。当初は極太もやしのサリナスが主力商品でしたが、その後、価格もサイズもよりリーズナブルなもやしにシフトしていったそうです。それが「名水美人」。「名水でできた色白の美人、というのが名前の由来かな」と後藤さん。実は名前の由来は社内でも諸説あるとか。それはともかく、「名水美人」は売り上げを伸ばしていきます。会社も竹田工場の他、岡山工場、日田工場と拡大してきました。名水の竹田、清流の岡山、そして水郷の日田、いずれも清い水あってこその美人もやしなのです。規模の拡大に伴い、安全管理にも力を注いでいます。各工場では食品製造の総合衛生管理HACCP(ハサップ)に則ったSQF認証を取得。安全で(S)高品質な(Q)食品(F)を維持すべく品質管理体制が徹底されています。「SQF認証は顧客満足度を高めることでもあります。改善を常に重ね、さらに品質の高い商品を目指しています」。後藤さんの言葉にも力がこもりました。原料に最適なのは逆境生まれの豆?さて、もやしの原料の緑豆の価格が高騰しているそうです。そもそも緑豆は主に中国から仕入れていますが、昨年は季節はずれの雨により質が落ち、作付面積も減っているのです。登地さんは「厳しい環境で育ったものを買い付けます。気候の良い恵まれた土地の原料豆は菌が多く、もやしの育成中に病気が出


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