イオンメイト九州・沖縄 2022年1・2月号 vol.20

イオンメイト in 九州・沖縄 2022年1・2月号 vol.20


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「菌の力で造る」しょう油一筋に健康と地域農家を守るエシカル商品11イオン佐賀大和店のサステナウィークでは、地元「丸秀醤油」が造った「佐賀県産野菜の彩りドレッシング」も販売されました。その背景にはコロナ禍で業務用の玉ねぎ・人参が大量に廃棄されていた事情があります。「棄てられる玉ねぎをドレッシングにすれば賞味期限が半年に伸び、農家さんにも代金が渡ります」。丸秀醤油6代目社長の秀島健介さんは言います。イオン佐賀大和店では開発のストーリーを説明。「困っている人を応援したい」という想いを込めました。そんな丸秀醤油は創業120年。今も創業時と変わらず、蔵に棲む「菌」だけで造る天然醸造のしょう油を造っています。本醸造と呼ばれるしょう油は、乳酸菌なども加え、人工的に培養したもの。熟成も室内温度を上げて早めています。「大手さんは3か月から半年で造りますが、天然醸造のうちは最長で2年かかります」。時間をかけたしょう油は香りに大きな差が出るそうです。そして香りは蔵の個性だとか。減塩やアレルギー対応のみそ・しょう油も造り、健康にも良い天然由来を貫いています。丸秀醤油株式会社代表取締役・秀島健介氏。東京農業大学醸造科卒。みそ・しょう油造りは力仕事の一方で、子どもを育てるような繊細さも必要だという。丸秀醤油株式会社佐賀市高木瀬西6-11-9佐賀大和工業団地)TEL.0120-32-1141(フリーダイヤル)TEL.0952-30-1141【営業時間】9:00〜17:00※時間外の場合は、お電話でご相談ください。【休業日】日曜・祝日・第2、第4土曜日※5月・8月・12月は変更になる場合がございます。


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