イオンメイト in 九州・沖縄 2022年5・6月号 vol.22

イオンメイト in 九州・沖縄 2022年5・6月号 vol.22


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今が食べごろ!つるつるシャキシャキの勝連もずく全国シェアの9割以上を占めているのが、沖縄の「もずく」。東海岸のうるま市勝連地域で採れるもずくは生産量が多く、太くてコシが強いのが特徴です。今回は、うるま市の勝連漁業協同組合に勝連もずくの魅力をうかがいました。9もずくは海底で育つ海の野菜もずくは海藻の一種で、海底に張った網で養殖されます。酢の物として食べるのが一般的ですが、冷やしそうめんに入れたり、卵焼きに入れたり、シラタキの代わりにすき焼きに入れたりといろいろなアレンジが楽しめる食材です。うるま市勝連地域は沖縄の中でも特にもずくの養殖に向いている地域で、1本1本が太く、コシがあって食べごたえがあるのが特徴です。栄養成分のフコイダンをたくさん含んでいるのでヌメリがあり、ツルッと食べられます。今回、お話を伺った勝連漁業協同組合の商品企画・開発の古堅勧さんによると、種網に種を付けて沖に出し、その後は自然に任せて光合成で育てるとか。「自然栽培と養殖の中間のような、畑に近い感覚で、海の野菜と考えていいと思います」。種付け後は光合成で育ちますが、海中の雑草の手入れが必要です。そのため、海中に潜って手入れします。それによっていいもずくが育つのです。まさに陸の野菜と同じですね。フコイダンを始め、栄養成分が豊富なので、健康にもいいと古堅さんは胸を張ります。写真(左)商品企画・開発古堅勧さん写真(右)組合長上原勇行さん


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