イオンメイト in 九州・沖縄 2022年7・8月号 vol.23

イオンメイト in 九州・沖縄 2022年7・8月号 vol.23


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左からカルビーの松浦・前九州支店長、イオン九州の柴田社長、イオンアグリ創造の福永社長。(2020年6月撮影)3カルビー(株)とイオン九州(株)、そしてイオン農場を運営するイオンアグリ創造(株)が連携した「大分県産の有機じゃがいもを使用したポテトチップス」、今年も間もなく登場です。今回は有機栽培に加え、(株)環境整備産業がイオンのお店から出た食品残さで作った堆肥で育てたじゃがいもを使用。食品リサイクルループの環がそこにあります。美味しく、安全安心に環境にも配慮した栽培法2016年、イオン九州はイオンアグリ創造の大分九重農場で有機じゃがいもの栽培を始めました。そのじゃがいもでカルビーと共に付加価値のあるポテトチップスを作るためでした。そこでまずは土づくりから見直しをすることに。継続的な農業のためには環境負荷を極力減らし、土壌の生態系を健やかに、強くすることが大事です。しかし、それはとても手間と労力を要することでもあるのです。「法で定められた肥料や農薬しか使えないため、常に除草や害虫駆除に追われます」と農場長の佐藤善信さん。基本的に手作業でもあるため、一般的に有機栽培の作物が高くなる理由に。イオン農場では雑草が株元に生えないようにマルチ栽培を行ったり、病気や害虫が発生しにくいように株と株の間と通常の栽培より広く取るなどして、少しでも原料価格を抑える努力をイオンアグリ創造大分九重農場の佐藤農場長(左)と川口副農場長。同農場は2012年世界基準のGLOBALG・A・P、2018年に有機JAS認証を取得しました。


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