イオンメイト in 九州・沖縄 2023年1・2月号 vol.26

イオンメイト in 九州・沖縄 2023年1・2月号 vol.26


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田添家トマトの美味しい秘密!イオン九州に「九州力作野菜トマト」を出荷する田添賢悟さんは現在31歳。全国的な後継者難の農業の世界では数少ない若手です。妻の千尋さん、ご両親の裕二さん・美佐代さんの親子2世代のご夫婦で農家を営んでいます。山あり谷ありのトマト栽培で行きついたのは、食べる人が納得する安全安心プラスの美味しい秘策でした。121/10月に苗の定植をして1か月のハウス内。収穫前の冬場は温度と肥料管理が肝心だとか。2/親子夫婦2世代の田添家。左から裕二さん、美佐代さんご夫婦。千尋さん、賢悟さんご夫婦。漢方生薬の配合肥料で健康なトマトを育てる田添家は祖父の代にイチゴを栽培し、ご両親の裕二さん・美佐代さんもそれを後継しました。しかし、イチゴ栽培は腰に負担がきます。流通に乗せるには自宅で800パック詰めなければならず「とても夫婦二人では無理」と美佐代さん。賢悟さんが生まれた年に、トマト栽培へ舵を切りました。当初の品種はポピュラーな「桃太郎」でしたが、筋腐れが多いのが難点に。そこで味の面や収量でも遜色のないサカタの「630」へ。しかし出荷取引などで失敗を重ねたと裕二さん。※写真はイメージです。トマトの花は可憐な黄色の花。花の後、トマトの実が成り始めます。花言葉は「完成美」と「感謝」3「どん底だった時に、イオン九州と関係のある業者を紹介され、全量を引き受けてもらいました」。恩人から減農薬栽培のアドバイスを受け、安全安心な農業を学んでいきました。また、その頃から品種を現在の「麗容」に8年前のこ変えました。今から1とでした。やがて農業に就業した賢悟さんは「減農薬栽培をするなら、さらに付加価値をつけよう」と思い立ったのです。


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