イオンメイト in 九州・沖縄 2023年3・4月号 vol.27

イオンメイト in 九州・沖縄 2023年3・4月号 vol.27


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橋」「照葉樹林文化館」を整備。2012年7月には国内5か所目となるユネスコエコパークに登録されました。国内では実に32年ぶりの快挙となりました。町では今も「自然生態系農業」を推進し、照葉樹林の保護と復元、自然の恵みを活かした産業振興を町づくりの柱にしています。イオン環境財団の理念とも深く通じるものがあるのです。綾町で続けてきたイオンの森づくりイオン環境財団と綾町の縁は2013年から始まります。町の中心部から車で5分余り、照杉材で建て替えられた綾中学校校舎。2013年からの植樹活動にはのべ1750名が参加しました。これまでに約2万本を植樹した綾町イオンの森。葉樹林地帯が迫る丘陵地の尾立物見やぐら近くにある町有林跡地、そこが「綾町イオンの森」です。地元の綾中学校の校舎を建て替えるため、伐採期を迎えていた杉を伐採した跡地を本来の里山に復元しようと、2013年から3年間、地元の皆さんと共に、地域に自生する樹種14200本を植えたのです。さらに2017年、イオン環境財団が日本ユネスコエコパークネットワークと国内初の連携協定を締結。「綾町イオンの森」をユネスコエコパークにふさわしい森に整備するため、同年から3年間、地域の皆さんと共に5200本を植樹しました。また、周辺の日向夏ミカン畑に訪花するニホンミツバチの生息環境を整えるため、花の咲く樹木を植栽。現在は地元の中学生を中心に、成長した樹木の炭素蓄積量調査などの環境学習の場になっています。そして町内外の方にも散策を楽しんで頂くコース整備など、里山の多面的機能に注目した新たな森づくりを目指しています。イオンモール宮崎の1階休憩コーナーでは、これまでの活動をポスターで紹介。「綾町イオンの森散策まっぷ」のリーフレットも設置。2階常設ブースには壁面を活用した綾町のマップ、動画パネルを設置。マップの穴にスマホをかざすと森の生き物が飛び出る体験型コンテンツに。4


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