イオンメイト in 九州・沖縄 2023年5・6月号 vol.28

イオンメイト in 九州・沖縄 2023年5・6月号 vol.28


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1・12021年12月号でご紹介したイオンアグリ大分九重農場に続き、九州力作野菜白ネギの栽培・販売を始めた農業生産法人のドリームファーム株式会社。創設1農業支援事業に取り組むと共に女性の力を活用しています。2年目の新しい会社は、3長を左右します。しかし、窒素肥料を圃場に与え過ぎてもネギが溶けてしまう弊害が。その点、アミノ酸発酵堆肥を使用した場合、生長が良いだけでなく葉がしっかりとし、病気・病虫に強く、しかも食味も向上します。「窒素の過剰補充の問題もなくなりました」と古里さん。同社と提携する全パートナー農家もこのアミノ酸発酵堆肥を採用し、九州力作野菜の白ネギ栽培を行っています。芯の強いネギのように女性の力が農業を支えるさて、ドリームファーム株式会社の特徴の一つは「女性パワー」です。農家の高齢化が進む中、地元の雇用促進にもなるとして、積極的に女性を採用。当初は女性6名、男性は山下さんを含む3名でしたが、現在は8名、男性0代の女性120代から75名です。「女性の作業は丁寧で確実。ぼからスタートさせたという山下さん。「休耕田を借りて始めたのも、休耕田の再生が目的の一つだったから」。山下さんは「伊佐ネギ」のブランド名を付け、2017年にはイオン九州に初めて出荷しました。徐々に出荷数を増やす中、イオン九州の勧めでアミノ酸発酵堆肥を取り入れることに。ドリームファームで中心的な役割を果たす古里由貴さんは「環境配慮への一環として試したところ、他の肥料と比べて成長度合いの差が一目瞭然でした」と振り返ります。水田育ちの白ネギをより美味しいものに伊佐市は「薩摩の米蔵」と呼ばれるほど良質の米が採れ、その水田を利用した金山ネギ(白ネギ)の栽培でも知られています。通常、ネギは砂地で育てるそうですが、保水力・保肥力の高い水田育ちのネギはみずみずしいのが自慢です。「農業で収益を上げ、農家が豊かになる、夢を叶える」の想いを掲げ、ドリームファーム株式会社の代表取締役の山下仁さんはこの地に移住しました。白ネギ栽培を山の小さな田ん地力が安定しないとネギの生


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