イオンメイト in 九州・沖縄 2024年9・10月号 vol.36

イオンメイト in 九州・沖縄 2024年9・10月号 vol.36


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13物流課題解決とカーボンニュートラルの両立を実現!「イオン福岡XD」※クロスドック※クロスドック=商品を一時的に受け入れ商品を迅速に適切な場所へ届ける機能を有した物流拠点のこと自動化設備導入による物流作業の自動化の一例走行時のCO₂排出量がゼロで水素を燃料とするFC小型トラック福岡市東区に誕生した新物流センター「イオン福岡XD」イオン株式会社(以下、イオン)、イオン九州株式会社(以下、イオン九州)、イオングローバルSCM株式会社(以下、イオングローバルSCM)、CommercialJapanPartnershipTechnologies株式会社(以下、CJPT)は、物流課題の解決とカーボンニュートラルへの貢献を両立する取り組みを、新物流センター「イオン福岡XD」で実現します。イオンは、物流の最適化を目指して仕入れから販売までの各流通段階における効率改善に取り組んでまいりました。CJPTは、物流課題解決のための効率化とカーボンニュートラルに向けた車両電動化の二枚看板で取り組んできました。両社は、第1段階として2021年4月からイオングローバルSCMの南大阪RDCで協業の取り組みを開始し、イオンの持つ小売業の物流ノウハウとTPS(トヨタ生産方式)の思想を組み合わせ、物流センター内作業改善による積載率向上」や「リアルタイムデータを活用した最適配送」を実現した結果、トラックの総走行距0%効率化、CO2排出量離を約1も10%削減しました。2022年9月からは第2段階として、イオン九州とともにさらに活動の範囲を広げ、業界を超えた取り組みにより、川上から川下まで一気通貫で輸配送を効率化してきました。そして第3段階として、2024年74日から本格稼働する新物流月2センター「イオン福岡XD」にて、これらの取り組みを集約し「物流効率化」の効果拡大に取り組みます。加えて「車両の電動化」を推進し、物流課題解決とカーボンニュートラルを両立させます。具体的には、これまでの「物流センター内作業改善」「最適配送」による総走行距離の短縮への取り組みに「物流作業の自動化」を融合し、作業負荷軽減や生産性向上を推進するとともに、燃料電池(FC)小型トラック導入など環境車両技術によるCO2排出量削減を進めてまいります。今後さらにこの取り組みをサプライチェーン全体に広げ全国で社会全体の物流課題解決とカーボンニュートラルへの挑戦を続けてまいります。


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