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最新技術で安定供給美味しい甘さたっぷりそもそも「アイメック栽培」とは、どんなものなのでしょう。「土ではなく植物性土壌改良剤のピートモスを使用し、『ハイドロメンブラン』という薄いフイルムの表面に根を張ります」と農場長の新垣喜彦さん。無数のナノサイズの穴が空いた特殊なフイルムを通じて、必要な養液を与え、余分な水分や雑菌を通しません。適度なストレスによって高糖度、高品質、安全安心なトマトに育ちます。「甘いトマトを作ろうとすると、皮が固くなりがちですが、0アールハウス2棟で0トンを収穫。収穫量もアイメック栽培だと皮が柔らかいまま甘くできるんですよ」と新垣さん。通常のトマトが糖度4〜5度であるのに対し、こち0度を超らは糖度8度、中には1えるものも!現在は1年間約2ほぼ計画通りの量を確保でき、安定供給にもつながっているそうです。沖縄のトマトは通常1月ごろから出荷が始まり、5月ごろには収穫が終わります。5月以降のトマトは大半が県外産で高値に。一方、クボタファーム糸満では秋ごろを除い0か月が収穫期。旬の長さた約1も強みなのです。2植物のしおれをいち早く感知し、自動で適切な量の水を与えるしおれ監視カメラを設置。温度や湿度は人間が判断して調整するという農場長の新垣喜彦さん。農業電化で農作業を楽に未来の若手農家を支援栽培期間を長くできた最大の理由は実は「農業電化」。アイメック栽培に加え、ヒートポンプ空調、CO2施肥機やミストなどを導入しています。ヒートポンプ空調はビニールハウス内の空気を回す循環扇で、夏でも冷たい状態を保てます。循環扇をハウス内のあちこちに設置し、空気が淀まずに均一な気温と湿度を保てるようにも配慮。さらに2023年にはクボタのしおれ感知監視カメラを導入しました。しおれを感知し、自動で冠水を行います。新垣さんは「養液の散布も肥料の配合からタイミン通常のトマトよりも断然糖度が高い。糖度8度、あるいはそれ以上なのが自慢です。ミニトマトより大きいフルティカトマトは食べ応えがあり、甘いだけでなく果肉感も豊富です。グまで全て自動で行っています。温度や湿度も調整ができますが、どれくらい調整するかは人間の感覚で判断しています」と言います。技術の力と農家の経験値が生きているのです。甘くて美味しいフルティカトマトは、イオン、マックスバリュ各店で販売しています。ぜひ召し上がってみてください。(店舗、時期によっては販売していない可能性がございます)より美味しいトマトをより効率的に栽培する実験をスタッフも続けています。琉球株式会社沖縄県島尻郡南風原町字兼城514番地の1TEL:098-889-5464【沖縄県内】イオン5店舗、イオンスタイル4店舗、マックスバリュ31店舗、ザ・ビッグ9店舗、イオンドラッグ13店舗10