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さかにしさとしのは玉名市天水地区にある指定農園だけ。「味の素」のアミノ酸発酵副生バイオマス堆肥を使って育てています。そのひとつが坂西賢さんの農園です。イチゴは「ランナー」と呼ばれる茎のようなクローンが親苗から伸び、それを別の鉢に差すと、約2週間で次のランナーが伸びてきます。その繰り返しでネズミ算式に増えるのです。ただし、親苗が病気を持っているとランナーも病気であるため、処分へ。品種にもよりますが、1株0本ほどランナーの親苗から2が繰り返され、役目を終えた親苗は廃棄されます。こうしてイチゴはランナーによって命をバトンタッチしていくのです!イチゴ農家の仕事は3か月の労力1年が1さて、イチゴは9月に苗を1月から翌年5月ま畑に植え、1恋みのり坂西さんは奥さんの京位子(けいこ)さん、ご両親の4人で「恋みのり」と「ゆうべに」を栽培。さらにミカンも栽培しています。坂西さんのイチゴ農園ではミツバチによる受粉で実を成らせています。イチゴ農家にとってミツバチは大切なパートナーなのです。一番花は11月中旬に咲き、やや晩生の恋みのりは二番花。三番花まで咲きます。実が成った後も「春」だと錯覚して花が咲くのだとか。4