イオンメイト九州・沖縄 5・6月号Vol.10

イオンメイト in 九州・沖縄 2020年5・6月号 vol.10


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確かな品質の証!平成29年度農業電化推進コンクールで農林水産省生産局長賞を受賞。❶❷❹お話をうかがった南九州沖縄クボタの仲村政則さん(写真左)。❸❶狭い土地でも収穫量を確保できる密集栽培を実施しています。❷土に見える部分はピートモスで、独自に成分を混ぜて水分を保てるようにしています。❸黒い管から栄養を含んだ液を通し、すべてのトマトに均等に行き渡るようにしています。❹上がビニールハウス内の空気を回す循環扇。下が夏でも冷たい状態を保つためのヒートポンプ空調機です。最新農法で収穫量もアップ50通常、トマトの栽培では風を通す目的と栄養を均等に行き渡らせるため、ハウス内では30〜㎝ほど間隔を空けて栽培するそうです。しかし、クボタファーム糸満では循環扇とアメックシ5㎝間隔ほどステムのおかげで1の密集栽培を実現しています。これにより、限られた土地でもたくさんのフルティカトマトを栽培することができるのです。現在の収穫量は2つのハウス2トン。仲村さんによると、で約1栽培法は土の代わりにピートモスを使い、「ハイドロメンブラン」という薄いフィルムを使って水を保つ「アイメック栽培」という方法だとか。「甘いトマトを作ろうとすると、皮が固くなることがありますが、このアイメック栽培だと皮が柔らかいまま甘くできるんです」と仲村さん。さて、クボタファーム糸満は農業電化推進コンクールで、大賞にあたる農林水産省生産局長賞を受賞しました。電化によって農作業を自動化することを農業電化と言いますが、ここでは養液の散布は、肥料の配合からタイミングまで全て自動で行っているそうです。「温度や湿度も調整ができますが、どれくらい調整するかは人間の感覚で判断しています」。人間の経験値も大切なのですね。このようにしてクボタファーム糸満は最新の農業電化技術を取り入れ、これまでは栽培が難しかった甘いトマトの栽培に成功しています。甘くて美味しいフルティカトマトは、沖縄のイオン、マックスバリュ各店で販売しています。ぜひお買い求めください。※店舗、時期によっては販売していない可能性がございます。琉球株式会社沖縄県島尻郡南風原町字兼城514番地の1TEL:098-889-5464【沖縄県内】イオン5店舗、イオンスタイル2店舗、マックスバリュ31店舗、ザ・ビッグ8店舗、イオンドラッグ6店舗10


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