イオンメイト九州・沖縄 2021年5・6月号 vol.16

イオンメイト in 九州・沖縄 2021年5・6月号 vol.16


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雪塩石垣島ラー油沖縄自慢の調味料はいかが?「雪塩」と「石垣島ラー油」独自の食文化が世界にも認められている沖縄では、調味料ひとつ取ってもいろいろなものがあります。今回は、沖縄が誇る美味しい調味料として、宮古島で作られている「雪塩」と石垣島で作られている「石垣島ラー油」をご紹介しましょう。塩の魅力をそのまま閉じ込めた「雪塩」11宮古島で作られている「雪塩」は、名前の通りサラサラとした粉雪のよう。その最大の特徴は宮古島の海の成分をたっぷりと含んでいる点にあります。独自の「瞬間蒸発製法」による精製で、わずか約2秒で海水を蒸発させるため、海の成分を含んだ「ニガリ」が分離せず結晶化します。これにより、カルシウムは通常の海水塩の約8倍、マグネシウ0倍、そしてカリウムはムは約30倍という雪塩ができるので約2す。しかもニガリが多く含まれながら、ニガリの苦さが殆どありません。瞬間蒸発製法をホットプレートで再現した様子。濃縮海水をパッパッと振りかけると、瞬時に蒸発し、粉雪のような塩が生成されます。


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