イオンメイト九州・沖縄 2021年7・8月号 vol.17

イオンメイト in 九州・沖縄 2021年7・8月号 vol.17


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いしばし農園の石橋さんニンジン畑の様子。いしばし農園のニンジンは糖度が高く、肉質が柔らかいのが自慢。ジュースにすればその甘さが分かるそうです。ヨーロッパで知ったオーガニック野菜の魅力イオンモール筑紫野のすぐ近くに石橋さんの「いしばし農園」はあります。年間出荷する野菜0種。試験的に栽培していは約3るものもほぼ同じ数だけあるそうです。オーガニック農家の二代目でもある石橋さんですが、20代の頃に農業を離れてパリで暮らした時期がありました。そこで手に取った野菜が農業に戻るきっかけに。「海外ではオーガニック商品の増加と認知度が向上し、これからはオーガニック野菜が伸びると確信しました」。当時の日本ではまだ有機栽培の基準があいまいでした。また、販売者や消費者もオーガニック野菜への理解が進んでいませんでした。「いいものを作りたい」と決心したものの、「どうすれば野菜が美味しくなるのかは理解していなかった」と振り返ります。堆いしばし農園はイオンモール筑紫野のすぐ近く。まさに産地直送です。7肥の基本は「窒素」リン酸」カリ」ですが、例えばキャベツの場合、窒素が多いと芯にエグミが出てしまいます。そこで窒素を控える工夫が必要に。また、ニンジン一つ取っても、品種ごとに味が微妙に異なります。その味を出すことに石橋さんは力を注ぐのです。多品種でも味の個性を大切にする。それが「いしばし農園」の魅力です。力を持っている健康な土だから「オーガニック野菜は徐々に味が乗って育つ」という石橋さん。野菜本来の味と力を引き出すに花ニのズッキー


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