イオンメイト in 九州・沖縄 2022年7・8月号 vol.23

イオンメイト in 九州・沖縄 2022年7・8月号 vol.23


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実は一年中食べられる?ゴーヤーの旬は夏ですが、近年はビニールハウス栽培も行っ1月頃にているそうです。10〜1植え付けを行う冬のゴーヤー、3〜4月頃に植え付けを行う夏のゴーヤーがあります。品種改良や農家さんたちの工夫により、一年中美味しいゴーヤーが食べられるのです。沖縄県南部地区は7月から9月が夏ゴーヤーの収穫期です。主に夏に栽培されるのは、品種改良によって花の数が在来種の約4倍にまでなった「群星」、緑色が濃いとされる「てぃだみどり」、そして「夏盛」。主に冬に栽培されるのが、「汐風」です。突起が潰れておらず、密集し、濃い緑色が美味しいゴーヤーの見分け方ですが、特に「群星」と「てぃだみどり」は突起が丸く、品質が保たれやすい品種です。なつざかりむるぶし9JAおきなわ糸満支店では、糸満市を中心とした南部一帯の提携農家さんたちから野菜を集荷し、兼城選果場に集めています。2007年に導入した大型の選果機により、一定の品質のゴーヤーを提供できるようになりました。IPM栽培で安全安心農作物の栽培には害虫予防の農薬が重要ですが、食の安全性や農家の労働負担からも減らしたいところ。そこで、農薬を減らす栽培方法として実施されているのが、IPM栽培です。IPMとは、利用可能な全ての技術(農薬も含む)を総合的に組み合わせ、農作物に有害な病害虫・雑草を防除する栽培方法を指します。害虫に対し、ゴーヤーや人には無害な方法で、農薬の使用を減らしつつ害虫を駆除することを実施しています。いろいろな取り組みを通じ、安心・安全に食べられるゴーヤーをいつでも提供できるようにしています。沖縄の太陽をたっぷり浴びた夏バテ防止にもよいとされ、ビタミンCや葉酸、不溶性食物繊維などが豊富なゴーヤー。「ゴーヤーの日」である5月8日から、「裏ゴーヤーの日」の8月5日までの間は、沖縄県南部地区ではゴーヤーの出荷が最盛期を迎えます。今回は、糸満市にある兼城選果場や生産者さんにゴーヤーの作り方や魅力について伺ってきました。!適!最庫に宝防のバ夏予養テ栄


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