イオンメイト in 九州・沖縄 2022年11・12月号 vol.25

イオンメイト in 九州・沖縄 2022年11・12月号 vol.25


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るため、学校給食のメニューにも取り入れられているそうです。ご家庭で作る場合、鶏肉はもも肉やつみれを使うと良いでしょう。壱州豆腐の代わりは木綿豆腐で。後はお好みの野菜を入れて。夏場のそうめんが余っていたらぜひ使いましょう。さあ、今夜は壱岐島のおもてなし鍋で温まってみませんか?きくて固めの豆腐で、大豆の味が濃厚です。そして何よりの特徴が最後にそうめんを入れること。そうめんに煮汁を絡ませて食べるそうです。郷土の味の伝承として長崎県の学校給食に壱岐島では現在、この「ひきとおし」が飲食店などで時期を問わずに提供されているそうです。人々が集まる席で「ひきとおし」を囲んで語らうことを、「ひきとおし寄り合い」という習慣もあるとか。そして長崎県では郷土の味を子供たちに伝えそは〆うめんでどうぞ!ごぼうはささがきにし、あくぬきをして太めのそぎ切りにした鶏もも肉を炒める。鶏ガラはひたひたの水で煮る。沸騰したらざるに上げ、水(分量外)で何回も洗う。鍋に水、焼酎を入れ、鶏ガラを入れ、とろ火で1時間ほど煮てだしをとる。鶏ガラをすくいあげ、鶏もも肉を入れる。そうめんはかために茹でて、水を切っておく。豆腐・野菜は食べやすい大きさに切る。こんにゃくは一口大にちぎっておく。❸に砂糖、濃口醤油、薄口醤油、酒を入れる。豆腐、野菜を煮えにくいものから先に入れて、最後にそうめんを入れて煮る。❶❷❸❹❺❻❼作り方12ひきとおしの作り方材料(2人前)そうめん…1束鶏もも肉…200g壱州豆腐(木綿豆腐で可)…1/4丁(普通の豆腐なら200g)白菜…1/8玉ごぼう…1/2本春菊…1/2束白ネギ…1/2本こんにゃく…1/2枚鶏ガラ…320g【鶏ガラ用】水…3カップ壱岐焼酎…1.5カップ(なければ水は総量4.5カップ)砂糖…大さじ7と1/3(甘さの調節はお好みで)濃口醤油…大さじ5薄口醤油…小さじ2酒…大さじ2と2/3


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