イオンメイト in 九州・沖縄 2023年5・6月号 vol.28

イオンメイト in 九州・沖縄 2023年5・6月号 vol.28


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有機JAS認証取得奥武島のオーガニックもずく〝もずく品目〟初!有機JAS認証を取得した奥武島の美味しいもずくヌルヌルっとした独特の食感があるもずく。フコイダンとミネラル豊富な海藻であり、全国の生産量のうち沖縄県は何と約99%を占めています。中でも奥武島(おうじま)のもずくが今注目を浴びています。実は全国初のオーガニックもずくが今シーズンからイオン琉球に登場したのです。その背景と奥武島のもずくの魅力に迫ります。9未来の美ら海のためオーガニック養殖へ沖縄県はもずくの主要な生産地として知られており、なんと9%を占めてい全国の生産量の9ます。沖縄の食卓でも馴染みの深い食材であり、普段からよく食べているという方も多いのではないでしょうか。そんな沖縄のもずくの中でも、環境に配慮した生産を行っているとして、南城市にてもずくの生産などを行っている「もずく有機の会」が2022年12月に有機JAS認証を取得。2023年3月より、全国で初となるオーガニックもずくの販売がスタートしています。「もずく有機の会」を発足した「有限会社マルミネ産業」では、40年余りにもなるもずく生産の中で、漁場の環境が少しずつ変化していることを感じていたと0年後にも沖のこと。10年後、2縄のきれいな海を残したいという嶺井伸也社長の想いが、薬剤等を一切使わない養殖の手法に切り替え、有機JAS認証を取得することを決意したとのことです。薬剤使用を止めて有機JAS取得有限会社マルミネ産業と共に「もずく有機の会」を発足したのは、同じ南城市にある「株式会社島酒家」。「株式会社島酒家」は2006年に創業し、沖縄の酒類販売から転じて農業生産法人としてオーガニック由来の農産乾物、水産乾物の製造販売を行っています。もずく養殖では通常、植物ホルモン剤を使用してもずくの種子の成長を促しますが、今回発売のオーガニックもずくに関してはこうした薬剤の使用をゼロに。また、加工段階においても


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