イオンメイト in 九州・沖縄 2024年5・6月号 vol.34

イオンメイト in 九州・沖縄 2024年5・6月号 vol.34


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ひびき灘漁業協同組合岩屋支所の「あかもく部会」の女性5,6人がほぼ手作業で丁寧に「岩屋あかもく」を製造。ミンチ器にかける前にハサミで適度な長さに切り分けておく。茹で上がったあかもくを再度水洗いして異物を取り除いていく。茶褐色のあかもくは釜で茹でると緑色になり、粘り気が強くなる。真水で水洗いし、小エビなどを除去。使用しない茎はハサミで切り落とす。パック詰めはハサミでないと切り分けられないほど、最強ネバネバ状態に!二度挽きしたあかもくはさらに細かく、粘り成分があふれ出ている。一度挽きの段階のあかもく。ミンチすることで粘りが強まる。最初のミンチにかける様子。束にしたあかもくを丁寧にミンチ器の中へ。付加価値をつけてさらにより良い商品にさて、あかもく漁の時期は3月中旬から5月上旬にかけて。あかもくの生育環境を守るため、採取場を月ごとに変えています。「あかもくは生えている場所と時期によって品質が異なるからですよ」と本田さん。最も品質が良い時期と場所を選ぶことで、高品質なあかもく製品を確保しているのです。また、粘り気や口当たりが劣る茎は使用しません。容積が減っても品質第一のこだわりで、あかもくの強い粘り気を優先する作業工程を敷いています。そしてもちろん、衛生管理も徹底的に行っています。「岩屋あかもく」は地道なセールスで徐々に人気を高め、その品質も評価されて平成25年に福岡県の「男女共同参画表彰」で「女性の先駆的活動部門」を受7年には福岡県賞。さらに平成2の6次化商品コンクールで最高賞の県知事賞を受賞しました。本田さんも佐賀・長崎・熊本など各地であかもく採取を指導し、「あかもくの伝道師」と呼ばれています。冷凍の「岩屋あかもく」はイオン九州各店、通信販売で通年お求め頂けます。(一部店舗では取り扱いのない場合がございます)同じくあかもく海苔巻きも期間限定販売。あかもくは味噌汁の具にも最適。北九州市内のイオン店舗の総菜・弁当コーナーでは期間限定であかもく丼も販売オンライン購入はこちらから!4イオンメイト


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