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アミノ酸発酵堆肥と減農薬栽培の価値高木社長は経営を引き継ぐと、2005年にイオンのプライベートブランド「トップバリュグリーンアイ」にチャレンジ。使用する農薬3割減、その使用頻度も半数以下、窒素も半分量など、厳しい条件で「初年度は失敗した」と言います。しかし、翌年には5現在は300〜400トンに。その間、2014年から味の素九州工場から出るアミノ酸生成副産物の発酵菌体堆肥(P菌体)で育て、「九州力作野菜」0トン出荷し、採れたてしょうがはこんなにデッカイ!の仲間入り。2017年「トップバリュ減の恵み」のブランドもつきました。その背景には「長崎県産のしょうがを広めたい。そして農家の収入を高めたい」という高木社長の熱い想いがあったのです。そしてその想いは今1つの倉庫に80トン保存でき、最盛期の秋は全て満杯に。保存中にしょうがは繊維が強くなる。価値になり、長崎県のしょうが農家に還元されると、高木社長は信念を抱いています。ぜひ、「トップバリュ減の恵み・九州力作野菜」のしょうがをお買い求めください。(一部店舗では取り扱いのない場合がございます)も変わりません。減農薬で食の安全・安心を高め、アミノ酸発酵菌堆肥で生育と味の質を向上させる。それが産地から届いたしょうがを水洗い。因みに収穫したてのしょうがは白く、保存で皮が茶色に変色する。黒ずんだ部分などを手作業でカットし、さらに面取りの要領で適度な大きさにカットする。国内でも10台に満たない「しょうが計量機」2台を導入し、量産体制を高めているのが自慢。イオン九州用(80g)に素早くに計量され、袋にパックされて店頭へ。高木健一社長(右)と父の末好さん。末好さんは83歳の今も現場に立つという。4イオンメイト