>> P.4
にしまりがあり、甘く美味しく溶ける脂という黒豚の味ですよ」と飼育担当の専務。飼料は麦・マイロ(コーリャン)・ココナッツオイルの一番搾り粕などの植物系。息子さんの小森宏徳専務が「肉骨粉などの動物性飼料を使わないので臭みがなく、しゃぶしゃぶのアクも少ないですよ」と胸を張ります。黒豚×白豚=美味愛情も旨み要素にさて、この「桜島美湯豚」こそが、イオンのトップバリュ「桜島うまみ和豚」なのです。全国各地域で販売する「うまみ和豚」の中でも、九州はこだわりを持って「桜島」の地名を冠しています。そして豚の品種にも特徴があります。鹿児島県は黒豚(バークシャー種)が有名ですが、「桜島うまみ和豚」は父豚が黒豚、母豚が大ヨークシャー種とランドレース種から生まれた白豚のハイブリットのLW種。黒豚は成長が遅いため、多産で成長の早い白豚を掛け合わせて生産性を高めていますが「肉5/生後190〜200日で出荷となり、大隅ミート産業の食肉加工場で一連の食肉解体処理がされる。6/前処理後に一頭ずつ格付けし、熟練の職人が部位ごとに切り分け、成形する。7/脱骨し、丁寧に成形した豚肉を金属検出にかけ、最終チェックと検品が行われる。8/部位ごとに包装し、計量して箱詰めされる。9/箱詰め後も最終金属検査を行い、工場から各地へ出荷される。89675豚舎は標高500mの山の上にあり、防鳥ネットや野生動物の侵入を防ぐ防護柵を施しています。最も大切な離乳期は温度・湿度・換気を適切に保てる、コンピュータ制御のウィンドウレス(窓無し)舎で飼育します。豚熱予防ワクチンはもちろん、常に消毒などの防疫管理を徹底。また、環境問題にも配慮し、豚のし尿は浄化処理できれいな水へ、排泄物はコンポストを活用して良質なたい肥へ循環させています。大切に育て、食肉加工場で安全に、丁寧に処理してイオンへ「桜島うまみ和豚」として出荷されるのです。ぜひ、お近くのイオンでお求めください。4小森社長が自信を持っておすすめ!111010/大隅ミート産業社屋入り口横にある直売所「あっちゃんの店」。「あっちゃん」は故会長夫人で小森社長の母の愛称。11/近くにある道の駅「たるみずはまびら」にも「あっちゃんの店」があり、精肉や加工品を販売。12/2代目社長の小森浩一氏(左)と専務の小森宏徳氏(右)4イオンメイト12