サステナビリティ SUSTAINABILITY

環境への取り組み

大切な資源を次世代につなぐ

食品リサイクルループ ~北九州市で循環モデルを構築~

本取り組みは、行政と地元企業が連携し、企業間の協力体制を基盤として実現したプロジェクトです。これまで北九州市では、店舗から排出される食品残渣(生ごみ)は主に焼却処理されており、その有効活用が課題となっていました。そこで、排出から再利用までを一体的に結ぶ「垂直連携」の仕組みを構築し、サーキュラーエコノミー(循環型経済)への転換を目指しています。具体的には、生ごみを「たい肥化」として再生し、そのたい肥を活用して農作物を栽培するという、資源循環のループを形成しています。

店舗でさまざまな資源回収を実施 ~”捨てる”から”つなぐ”毎日へ~

当社は持続可能な社会の実現を目指し、貴重な資源の有効活用に取り組んでいます。店頭で食品トレー、ペットボトル、紙パック、アルミ缶を回収し、リサイクルを行っています。 また、お客さまが不要となった衣料品や雑貨なども回収し、「リユース(再利用)・リサイクル(資源化)」の取り組みを推進しています。これらの活動を通じて、資源の無駄を減らし、環境に配慮した循環型社会の構築に貢献しています。
※店舗によって回収品目が異なります。

福岡・北九州エリアにおける産業廃棄物共同回収の取り組み ~効率化と環境配慮を両立する廃棄物回収モデル~

近年、エネルギーコストや人件費の上昇により、産業廃棄物の収集運搬費が大きく高騰しています。こうした課題に対応するため、福岡・北九州エリアでは、地域の小売業が連携し、産業廃棄物の共同回収網の構築に取り組んでいます。この取り組みは、単なるコスト削減にとどまらず、環境負荷の低減や資源循環の促進といった持続可能な社会の実現に向けた基盤づくりとして、地域における新たな価値を創出しています。

太陽光発電設備の積極的な導入 ~カーボンニュートラル実現を目指して~

当社では、再生可能エネルギーの活用拡大に向けて、2025年3月時点で24店舗に太陽光発電設備を導入しています。「店舗で排出するCO2などを2050年までに総量でゼロにする」を目標に、カーボンニュートラル実現に向けた取り組みを推進していきます。

地域・自然と調和した「よかまち」づくり

植樹活動「イオンの森づくり」~緑あふれる店舗・地域を目指して~

イオングループは、新しくお店がオープンする際に、「イオン ふるさとの森づくり」として、地域の皆さまと従業員が一緒にお店の周りに木を植える活動を積極的に推進しています。この活動は、緑を増やして自然豊かな環境を育むとともに、地域コミュニティとの絆を深め、環境保全への意識を高めることや、子どもから大人までが自然を大切にする心を育み、その意識が地域全体に広がることを目指しています。また、地域の特性に合わせた樹種を選び、季節ごとの美しい景観や生態系の保全にも配慮し、緑豊かなまちづくりに貢献しています。

ザ・ビッグ日田店(大分県)での植樹活動の様子

イオン チアーズクラブ ~子どもたちが主役!環境・社会をテーマにした体験と学習~

イオンチアーズクラブは、イオンの基本理念を具現化し社会的責任を果たすことを目的に「子どもたちの健全な育成」事業の大きな柱となる取り組みで、子どもたちが実際に見て・触れて・考える体験を通じて「考える力を育てる」ことを目標に活動しています。活動の一つとして、毎年「環境や社会」の出来事からさまざまなテーマを決定し、年度末に1年間の活動成果を壁新聞にまとめ、「壁新聞審査会」に臨んでいます。 
活動クラブ数/メンバー数

31店舗/365名

イオン九州のボランティア ~地域の課題解決に向けて~

九州を中心にさまざまな地域が抱える環境・社会課題の解決へ向けて、従業員によるボランティア活動を積極的に行っています。被災地の復興支援や労働力不足といった課題に対応した援農活動、海岸清掃や地域の清掃活動など、労使が協力して多種多様な地域貢献に取り組んでいます。